介護保険制度とは、介護にかかる負担を社会全体で支えあうために作られた制度で、平成12年4月より始まりました。
40歳以上のみなさんが加入者(被保険者)となって保険料を納め、介護が必要になったときには、介護サービスを利用することができます。
要介護・要支援の認定までの流れ
利用限度額
介護給付
要介護1 | 16,692単位 |
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要介護2 | 19,616単位 |
要介護3 | 26,931単位 |
要介護4 | 30,806単位 |
要介護5 | 36,065単位 |
予防給付
要支援1 | 5,003単位 |
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要支援2 | 10,473単位 |
基本は 1単位=10円ですが、地域や利用するサービスによりそれぞれ異なり、名古屋市訪問介護サービスの場合は、1単位=11.05円(平成27年4月〜)です。
利用者負担額
利用限度内単位数までは、利用者負担額は1割〜2割となります。
(残りの8割〜9割は国保連合会から支払われます)
(例1)要介護1の方が2,012単位ご利用になる場合、
→2,012単位が全てが限度内でおさまるため、
利用者負担額は、(2,012単位×11.05円)の1割 =2,224円となります。
(例2)要介護1の方が、18000単位ご利用になる場合、
→介護保険が利用できる限度単位数は、16,692単位ですので、
限度を超えてしまう残りの1,308単位(18,000 - 16,692 = 1,308)は、
全額利用者負担となります。
利用者負担額は、(16,692単位×11.05円)の1割= 18,445円と
(1,308単位×11.05円)の全額=14,453円の合計で32,898円となります。
どんなサービスがあるのか…
自宅で受ける
自宅で受けることのできる介護サービス
- 訪問介護(ホームヘルプサービス)
- 夜間対応型訪問介護★
- 訪問入浴介護
- 訪問看護
- 訪問リハビリデーション
- 居宅療養管理指導(医師などによる管理・指導)
- 福祉用具貸与
- 福祉用具購入費の支給
- 住宅改修費の支給
- 生活支援型配給サービス(介護保険特別給付)
通って受ける・短期間入所して受ける
施設に通ったり、短期間入所して受ける介護サービス
日帰り滞在型
- 通所介護(デイサービス)
- 認知症対応型通所介護(デイサービス)★
- 通所リハビリテーション(デイケア)
短期宿泊型
- 短期入所生活介護(ショートステイ)
- 短期入所療養介護(ショートステイ)
施設で受ける
中・長期間、施設に入所・入院して受ける介護サービス
- 認知症対応型共同生活介護★
(認知症高齢者グループホーム) - 特別施設入居者生活介護
(有料老人ホーム等における介護) - 地域密着型特別施設入居者生活介護★
- 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
- 地域密着型介護老人福祉施設★
- 介護老人保健施設
- 介護療養型医療施設(療養病床)
「通い」「泊まり」「訪問」を組み合わせて受ける
中・長期間、施設に入所・入院して受ける介護サービス
- 小規模多機能型居宅介護★
★印がついているサービスは地域密着型サービスです。
- お問い合わせ先
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営業時間:月~土曜 AM 9:00~PM 6:00