食事編
- 食後の服薬等が何種類もある場合、飲み忘れを防ぐために、1回分を何か容器に入れて小分けにすると便利です。
- テーブルからよく物を落としてしまう方には、テーブルの端に定規を貼り付けると、ストッパーとなり落下を防ぐことができます。
入浴編
- 耳に水が入るのを気にする方は、ちょっと綿をつめると防止できます。
- 入浴の準備で、バスタオル・着替え…と毎回用意するのではなく、必要なものを1セットごとにまとめて用意しておくと便利です。
- 入浴時の椅子は使う人の状態にあったものを選びましょう。合わない椅子を使っていると、転倒などの危険が大!背もたれが付いているもの、付いていないもの、重たいタイプ、軽いタイプ等、その人に合ったものをしっかり選びましょう。
寝床編
- 布団の上で移動させる際、ゴミ袋のような大きなビニールを身体の下に敷き、要介護者の体を滑らせると移動させやすく、最小限の力で済みます。
- オムツを使用していてもどうしても尿漏れする場合、防水シーツを敷くことがあります。防水シーツは、ペット用でも安価で十分代用することが出来ますし、常に敷いていなくても、下剤を服用した際などに敷けば、シーツ交換の手間を省けます。
- 辱そうは同じ体勢を長時間続けていると出来てしまうので、クッション等で圧を分散したり、定期的に体位交換をすることが必要です。また、栄養状態も大きく影響するため、バランスの良い食事を提供しましょう。
体調管理編
- 水分補給がなかなかうまく摂取出来ない時は、お茶やジュース、汁物、アイス、ゼリーなど、いろいろなもので全体的に水分量を増やしてみましょう。
- 高熱がある場合、氷枕を頭の下ではなく、首の下に当てると血管を冷やすことになり、効果的。また、両脇、太ももの付け根を冷やすのも効果大です。
- 口腔ケアの時に、緑茶を使用すると抗菌・消臭効果あり。緑茶でうがいをするだけでも非常に効果的です。
その他
- 高さの合わない椅子に座り続けていると、足がむくんだり、疲れの原因になります。踏み台を置くなどして、足が中に浮かないようにしましょう。もし、丁度良い高さのものが見つからない場合は、牛乳パックに新聞紙を詰め、踏み台を作ると便利です。
- オムツ交換の際、ご自分で触ってしまいうまく交換できない方には、手にぬいぐるみなど何か持ってもらうと、うまくいくことがあります。
- 車いすが必要になった時、すぐに購入を考えるのではなく、レンタル(借りる)を検討してみましょう。介助の必要状況や体調によって、様々なタイプの車いすがあり、要介護者に必要なタイプが変わっていくこともよくありますので、購入は慎重に。
- 自力で椅子等から立ち上がることが難しくなってきた時、上に引き上げるのではなく、一度自分の方に引き寄せながら上に持ち上げるとスムーズに立ち上がらせることができます。
- 車いすを利用する時、手は膝の上、足はフットレスト(足置)に置きましょう。まひしている方など誤って車輪に巻き込み怪我をする場合があります。
- 車いすのたたみ方・開き方のポイントです。
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